「DBA支援サービス」でAWS Aurora MySQLのパフォーマンスを良好に保ち、ビジネス成長に伴うシステム負荷を改善

1. 概要 1.1. 課題 ビジネス成長に伴いデータベースの処理負荷が増加し、システム性能に影響が及ぶようになった。 スロークエリの分析・改善などデータベースチューニングを行える要員の確保が困難だった。 1.2. 解決策 MySQL専業で20年以上の技術力と実績を持つスマートスタイルの「DBA支援サービス」を導入。 スロークエリの分析・改善作業をスマートスタイルのエンジニアに依頼。 1.3. 結果 スマートスタイルが参画してからの約2年間でデータベースサイズが3倍に増加する一方、スロークエリの数は減少し継続的なパフォーマンス改善を実現。 データベースの性能劣化が最小限に抑えられ、ビジネス拡大に伴うAWS Auroraのインフラコストを最適化。 MySQL8.0系へのバージョンアップ作業がスムーズに完了。 2. Interview 株式会社いい生活 ウェブ・ソリューション開発グループ データプラットフォーム本部 本部長 田丸 大輔 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) 株式会社いい生活 ウェブ・ソリューション開発グループ データプラットフォーム本部 エンジニア 中山 大樹 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) 株式会社いい生活 ウェブ・ソリューション開発グループ データプラットフォーム本部 エンジニア 堀家 惇司 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) 株式会社いい生活は「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」というミッションを掲げ、不動産の賃貸・売買仲介から家賃の回収・送金といった賃貸管理まで、不動産業に必要なあらゆるシステム機能をマルチテナント型SaaSとしてワンストップで提供する企業です。同社は2022年から、スマートスタイルが提供する「DBA支援サービス」を利用しており、大きな成果を上げています。このサービスを導入した経緯やその効果について、同社 ウェブ・ソリューション開発グループ データプラットフォーム本部 本部長 田丸大輔様と、同本部に所属する エンジニア 中山大樹様にお話をうかがいました。 2.1. システムのAWS移行作業を契機にクエリチューニングが手薄に 弊社は現在、不動産者の業務課題を解決するさまざまなサービスをSaaSアプリケーションとして提供しています。バックエンドのデータベース基盤や認証基盤などは基本的に共通プラットフォーム化し、その機能を各アプリケーションに対してAPIで提供する形をとっています。 この共通データベース基盤は、かつてはオンプレミスの仮想環境上でMySQLを使って構築・運用していました。 2020年にこれらをAWSのクラウド環境に移行し、現在は「AWS Aurora MySQL」を使ってデータベースを運用しています。この移行はかなり難易度が高く集中して臨む必要があったため、その間は弊社のデータベースエンジニアやインフラエンジニアは移行作業で手一杯になっていました。 弊社のサービスは順調に成長を続けており、年々ユーザー数やデータ数、機能が増え続けているため、データベースの負荷も増加傾向です。そのためシステムの性能劣化につながるスロークエリの抽出と改善のチューニング作業が不可欠でしたが、AWSへの移行作業でエンジニアが多忙を極めていた背景もあり、そのままにしておくとデータベースのスループット低下といった問題が顕在化しかねないと危惧していました。 いい生活 田丸 大輔 様 2.2. […]

HeatWave技術検証で見えたデータドリブン経営における分析基盤の最適解

1. 概要 1.1. 課題 パナソニックグループでは保有する大量データをビジネス活用するためのプラットフォーム導入を検討していた MySQL互換のデータウェアハウス検証にあたり技術パートナーを探していた 1.2. 解決策 データ活用の最新機能を搭載したHeatWaveの検証を実施 PoC環境構築・技術ノウハウ提供をスマートスタイルに依頼 1.3. 結果 ユースケースごとに競合製品の性能/運用評価を行い、分析基盤の最適解を確立 Autopilot IndexingやGenAIの活用で運用工数を大幅に削減できる見通し グループIT戦略の一環でデータ活用基盤ノウハウを社内外へ展開予定 2. Interview パナソニック インフォメーションシステムズ インフラソリューション本部 プラットフォームサービス事業部 インフラ標準サービス部 DB基盤チーム チームリーダー 辻本 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) インフラソリューション本部 プラットフォームサービス事業部 インフラ標準サービス部 DB基盤チーム 主任 倉重 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) インフラソリューション本部 プラットフォームサービス事業部 インフラ標準サービス部 DB基盤チーム 鈴木 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) インフラソリューション本部 プラットフォームサービス事業部 インフラ標準サービス部 DB基盤チーム 白神 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)は「デジタルで、幸せをつくろう。」というビジョンを掲げ、パナソニックグループのIT戦略の中核を担う企業です。同社はスマートスタイルの技術支援のもと、フルマネージド・データベースとデータ分析基盤の両方の機能を持つHeatWaveの検証を行いました。本記事では検証の経緯や検証結果について、同社インフラソリューション本部 プラットフォームサービス事業部 インフラ標準サービス部 DB基盤チーム チームリーダーの辻本様、主任の倉重様、検証メンバーの白神(しらが)様、鈴木様にお話をうかがいました。 2.1. パナソニックグループが進めるPanasonic Transformationとは パナソニックグループでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を軸としたグループ横断の取り組みとしてPanasonic Transformation(以下PX) […]

倉庫管理システム(WMS)のインフラをクラウド化し、費用を抑えながら高可用性を実現

1. 概要 1.1. 課題 エンドユーザー側でインフラ人材を確保することが難しくなり、環境調達や運用負担を軽減したいというニーズが高まっていた Oracle Databaseの利用を前提に、クラウド環境構築の “標準モデル”を整備したい 安全なネットワーク接続(VPN/閉域網)を前提に、設計・構築を確実に進めたい 1.2. 解決策 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上でWMS(iWMS G5)を稼働させるための基盤を設計・構築し、将来的な運用負荷の軽減も見据えた形で整備 複数の構成パターンを提示し、要件・リスクを踏まえた意思決定を支援 VPN/ネットワークは事前検証+メーカー確認を組み合わせ、確度高く構築を推進 1.3. 結果 エンドユーザーの運用負荷を軽減しながら高可用性を担保するシステム環境を構築 構成案の作成やコスト見積の支援を行い、お客様への最適な提案を実現 メーカー確認を行い構築フェーズの不安を最小化しながらプロジェクトをスムーズに進行 2. Interview 株式会社フレームワークス WMS事業部 製品開発セクション 製品開発ユニット シニアエンジニア 石川 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) WMS事業部 G5セクション G5サービス2ユニット 高橋 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) 株式会社フレームワークス 営業本部 営業セクション 営業ユニット チーフ 迫田 様 (部署名や肩書は取材当時のもの) 株式会社フレームワークスは、倉庫管理システム(WMS)「iWMS G5」を提供しています。同社は株式会社パソナデータ&デザイン(旧 スマートスタイル)の技術支援のもと、Oracle Database前提で「iWMS G5」をOCI上に展開し、セキュアな接続環境(VPNや閉域網)で安全に接続できるクラウド基盤モデルの整備に取り組みました。構成パターンの比較検討から設計・構築、拠点間接続に関する事前確認(ルーター互換性の確認やメーカーへの問い合わせを含む)までを進め、顧客提案に活用できる“OCI上でのWMS提供”の標準モデルと導入ノウハウの確立につなげています。 本記事では、取り組みの背景やOCI選定の理由、構築時に重視したポイント、今後の展望について、同社WMS事業部 製品開発セクション 製品開発ユニット シニアエンジニアの石川様、WMS事業部 G5セクション G5サービス2ユニットの高橋様、営業本部 営業セクション 営業ユニット チーフの迫田様にお話をうかがいました。 […]